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2017.07.03 取材レポート 

あま市立甚目寺小学校(愛知県)で教員対象のESD研修が行われました

◆地区のESD研究委嘱校に!

あま市立甚目寺小学校(愛知県)で教員対象のESD研修が行われました。

 

 ESD実践を始めて8年目の甚目寺小学校。

 今年度、地区の教育事務協議会よりESDの研究委嘱を受け、新たに赴任した先生を含めた全教員がよりESDに結びついていく教育活動、授業づくりをしたいと、長年甚目寺小学校と関わってきたEPO中部に講師派遣の依頼があり、ESD研修が行われました。

  まずはじめの一歩として、「ESDが今、なぜ大切なのか」について、海外、国内が抱える多様な課題をテーマに伝えました。さらに幾度の国際会議を経て、ESDが全世界の取り組みとなり、国連によって「ESD10年」が行われ、グローバルアクションプログラム(GAP)が示され、日本では新たな国内実施計画、ひいては、新学習指導要領に「持続可能な社会の担い手づくり」と示されたこと、についての話をしました。

その後、ESDの授業のつくりかたを説明。「子どもたちにどんな力を育みたいか」「そのためにはどんな教材を使うのか」「ほんものに触れる」「参加して、対話して、協働しよう」といったESD授業を作るうえで大切なことを他の学校のESD授業を紹介しながら、映像教材を交えて説明をしました。

終了後、校長先生、教頭先生と、「参加」「対話」「協働」の重要性や、新学習指導要領にうたわれているカリキュラムマネジメントがESDそのものであること、「何を学ぶか」だけではなく、「何をどのように学ぶか」がESDの学びであり、これからの「教育」の肝になる、といった意見交換をしました。

 愛知のユネスコスクールの先進校である甚目寺小学校。

これまでのESD授業の成果を生かしたさらに豊かなESD授業が実践されることを期待しています。

 

日時:平成29626()15:2016:20

場所:あま市立甚目寺小学校

講師:中部環境パートナーシップオフィス 

 

ESD映像教材は以下HPでご覧いただけます*

http://chubu.env.go.jp/earth/mat/m_2_3.html

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