今年度中部地方ESD活動支援センターでは、主に教員、主に企業を対象にした2種の研究会を、北陸、長野、東海で実施し、研究テーマに「新学習指導要領」や「SDGs」を取り上げ、学びあいました。

新しい年に入って開催するのは交流会。実践者間の出会いの場です。

センターは、文科省と環境省がリーディングしていることから、「学校教育と地域」「教育と環境」をキーワードにした交流会を1月19日（金）に名古屋、2月23日（金）に金沢にて行います。

ESD。学校、家庭、地域、企業、大学…。多様な場で多様な人々、団体がESD実践をしています。今年度の交流会のポイントは３つ…。

●学校でのESD取組

平成30年度から順次施行される「新学習指導要領」を踏まえ、地域社会に開かれた教育実践をするための方法、ヒントやノウハウについての学びあい。

●中部7県2市環境学習施策の紹介～環境学習担当者によるプレゼンテーション

中部7県（富山、石川、福井、長野、岐阜、愛知、三重）2市（長野、名古屋）の環境学習担当者によるプレゼンテーションとセッション。

●学校と地域を結びつけるために…

学校教育におけるESD実践と、各県が取り組む「環境学習」施策のコラボレーションは可能かをテーマに、ESDの特色である「地域らしい地域の主体的なまなび」をつくりあげるための交流をはかります。

文科省の担当官、各県の環境学習担当者が集う機会はそうそうありません。

ぜひご参加ください。

◇企画概要

ESD交流会in東海

■テーマ：「ESD交流会～持続可能な社会形成に向けて結び、つながる㏌東海」

■日　時：平成30年1月19日（金）14：00～17：00

■場　所：名古屋国際センター第1会議室

ESD交流会in長野・北陸

■テーマ：「ESD交流会～持続可能な社会形成に向けて結び、つながる㏌長野・北陸」

■日　時：平成30年２月23日（金）14：00～17：00

■場　所：金沢勤労者プラザ　101研修室

以下両会場共通

■参加者：60名

＊東海・長野・北陸地域のESDコンソーシアム、ユネスコ協会、教育委員会・ユネスコスクール、環境・教育・子ども・国際協力などNPO/NGO、中間支援組織、企業、行政、EPO中部運営会議委員、協働コーディネーター等

■講師：渋谷一典氏

（文部科学省初等中等教育局教育課程課教科調査官/併任：国立教育政策研究所教育課程研究センター研究開発部教育課程調査官）

■ゲスト：中部7県の環境学習／ESD施策担当者

.　　　　富山県、石川県、福井県、長野県、岐阜県、愛知県、三重県、長野市、名古屋市

主　催：中部地方ESD活動支援センター

後　援：富山県、富山県教育委員会、石川県、石川県教育委員会、福井県、福井県教育委員会、長野県、長野県教育委員会、岐阜県、岐阜県教育委員会、愛知県、愛知県教育委員会、三重県、三重県教育委員会、名古屋市、名古屋市教育委員会、

◇プログラム

＊主催者あいさつ/中部地方ESD活動支援センターの紹介
＊講演「学校教育におけるESD実践～新学習指導要領改訂を踏まえて」
＊セッション：中部7県の環境学習/ESD施策の現状と今後の展開・可能性
＊フロアセッション：結び、つながる協働によるESD実践に～学校教育×県の環境学習/ESD施策

中部7県2市環境学習施策やイベントの詳細は下記のチラシをご覧ください。

2017年度中部地方ESD活動支援センターESD交流会チラシ（東海）【PDF】

2017年度中部地方ESD活動支援センターESD交流会チラシ（長野・北陸）【PDF】

◇講師プロフィール

渋谷　一典氏
（文部科学省 初等中等教育局 教育課程課　教科調査官、（併任）国立教育政策研究所 教育課程研究センター 研究開発部　教育課程調査官）
生活科及び小中高等学校の総合的な学習の時間を担当。北海道札幌市出身。平成２年から札幌市立小学校教員として19年間勤めた後、平成21年から札幌市教育委員会指導主事として学校における教育課程等に関する指導・助言を行ってきた。平成29年4月から現職。教科調査官として小学校生活科及び小・中・高等学校の総合的な学習の時間に関する研究及び学習指導要領に基づく専門的・技術的な指導・助言に当たっている。

◇本事業のお問合せ、参加申し込み等は下記までお願いいたします。

中部地方ESD活動支援センター　担当：新海洋子　原京子　鵜飼真緒
〒460-0003　名古屋市中区錦2-4-3　錦パークビル４F
TEL:052-218-9073　　FAX:052-218-8606
E-mail:office☆chubuesdcenter.jp（☆を＠に変えてお送りください）