日時：2019年1月25日
場所：ウインクあいち（名古屋市）
参加者：48名
 

中部地方ESD活動支援センター主催・ESD推進のためのネットワーク地域フォーラムin中部「SDGs社会のためのESDネットワークを考える」を1月25日に開催しました。

基調講演では、鈴木克徳氏（ESD活動支援センター副センター長）が「ESD/SDGsをめぐる最新の動向 ～SDGs達成に向けたESDの挑戦～」と題し、ESD及びSDGsを巡る国内外の動向やESD推進ネットワークの概況、そして「ESDはSDGs達成のための人材育成」であるとのお話しをしていただきました。
また、取組紹介では、地域ESD拠点である環境教育ネクストステップ研究会の寺田卓二・代表、ESD担当セクションを設けている自治体である日進市から市民生活部環境課環境政策・ESD推進係長の水野洋佑氏、SDGs活用に積極的に取り組む協働主体・PECとやまの副事務局長である堺勇人氏（富山県立大学COCコーディネーター）がそれぞれの取組状況などを発表いただきました。
後半のトークセッションでは、会場フロア（来場者）も交えて「SDGs時代のESD推進の課題」「課題を踏まえたESDネットワークのあり方、期待」についてディスカッションし、4名の登壇者からもコメントをいただきながら意見交換を行いました。
最後に、伊藤恭彦氏（名古屋市立大学大学院人間文化研究科副学長）による総括コメントがあり、若者や多様な分野からが参加して議論していく必要があるとの課題の提示をいただきました。
当センターとして、ESD推進のためのネットワーク構築のためにどのような役割を担うべきか、多くの宿題と提案をいただいたフォーラムとなりました。