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2019.10.21 取材レポート 

愛知県ユネスコスクール交流会に参加しました

日時:2019年10月19日(土)
場所:愛知県女性総合センター(ウィルあいち)

愛知県のユネスコスクールの支援とESD(持続可能な開発のための教育) 活動の広がりをねらいとした愛知県ユネスコスクール交流会に参加しました。

まず中学校・高等学校の分科会では、星城中学校と中部大学第一高校の発表がありました。
星城中学校の福井県美浜町地域創生によるESD活動では、サツマイモバームクーヘンを用いた六次産業化を目指す取組みの中で、資本の調達・市場調査・製品企画・製造開発など、すべての局面にわたり関与した連携活動「CONECT2019」の紹介がありました。
また中部大学中部第一高校のSDGs・COOL CHOICE活動では、小学生を対象としたCOOL CHOICE教材開発とワークショップの実践、COOL CHOICEすごろく後の意識変化アンケートによる課題を踏まえたCOOL CHOICE人生ゲームの開発、などが紹介されました。
その後は、ポスター発表の参加者を交えたグループに分かれてそれぞれの活動について話し合うことで交流が深められていました。

ワークショップのセッションでは愛知教育大学の大鹿先生の研究室による「まちづくりとSDGs」を見学しました。ゲーム形式で盤面に様々な施設カードを貼り付けたあと、担当の学生さんがSDGsとのかかわりを説明するというもので、いかに身近な生活施設が関わりが深いかが体験できます。

最後の基調講演では五箇公一先生による外来生物のお話がありました。生物多様性の保全は人類が生きるための地域社会の基盤としての構成要素であること、それに対し自然を理解しない人為的な行為による外来種問題が生物多様性にとんでもない影響を与えているのだと、改めて思いました。またヒアリなど有害な侵略者との戦いはこれからが大変なんだという実践的なお話を聞くことができました。軽妙でテンポのよいお話で会場ではしばしば笑い声が起こる、とても楽しい講演でした。



(取材:原理史, 2019.10.19)

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