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2019.11.18 事業報告 

ESDダイアログin飯田(南アルプスBR)を開催しました

中部地方ESD活動支援センター主催のESD推進のためのダイアログin飯田(南アルプスBR)「ユネスコエコパークを活かしたESDによる地域創生」を長野県飯田市で開催しました。
 

日時:2019年11月16日
場所:飯田市役所(長野県飯田市)
参加者:36名
 

ダイアログはまず、牧野市長による開会のご挨拶からスタートしました。市長から、飯田市のESDに対する期待と、地域の教育における地域資源活用の重要性についてのお話があり、続いての講演は、信州大学の水谷先生、立教大学の阿部先生(ESD活動支援センター長)が「ユネスコエコパーク(生物圏保存地域/BR;Biosphere Reserves)✖ESD✖地域創生」をテーマにお話しされました。人口減や学校の統廃合などが進む今だからこそ、地域づくりにおいて地域資源を活用した地域での学びが大切であること、さらにその実践が求められるユネスコエコパークにおけるESDの新たな展開の可能性をご講演いただきました。
さらに只見町ブナセンター長の齋藤様、飯田市立上村小学校長の村松様と飯田市教育委員会の田中様、飯田市公民館による取組発表が行われ、地域愛を育む只見BRの取組や、学校が地域づくりの拠点として機能している飯田市の上村における取組、そして飯田市といえば公民館活動で有名ですが、公民館活動の一つとして実施された高校生を対象にした取組の紹介と参加した高校生の意識変容についての発表が行われました。
後半のグループディスカッションでは、取組発表が行われた3つの事例別にグループをつくり、ディスカッションしながら各事例の新しい可能性を深掘りしていくワーキングを実施しました。短い時間ながら、飯田市における新たなESDの展開が期待できるアイデア・意見がたくさん提示され、充実したダイアログ(対話の場)となりました。
飯田市及び三遠南信地域は南アルプス擁する自然や伝統芸能をはじめとする多彩な地域資源の宝庫と称されていますが、さらに、「ESD実践の宝庫」でもあること、SDGs以前からコミュニティも市も既にSDGsを実践してきている「SDGsの宝庫」でもあることを実感できたダイアログin飯田でした。

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