毎年開催されている「愛知県ユネスコスクール交流会」も今年はコロナ禍の中で、オンラインとリアル会場のハイブリッドで行われました。入り口での体温測定をはじめ、感染防止対策は万全です。
交流会は3部から構成され、最初のポスターセッションでは、2会場でそれぞれの学校がポスターの隣でオンライン配信をしながらの生徒の発表となりました。第2部では2会場に分かれた分科会で事例発表とディスカッション。第3部では牛窪恵先生による基調講演が行われました。
ポスターセッションや分科会では豊橋市立嵩山小学校や西郷小学校など遠距離でもポスター紹介をライブで配信するなど、オンライン交流が実現しました。嵩山小学校の考案したSDGs人生ゲームは楽しそうです。基調講演では牛窪先生が「地球にも人にも優しい『SDGs』」というテーマで、身近なことが地球につながっていることをお話いただきました。
こうした交流はオンラインの活用で新しいステージに入ったのかもしれません。このような交流をきっかけに各学校でのSDGsを目指した取組など地域と連携したESDの展開が期待されます。
(参加:原理史, 2020.10.17)