去る11月13日~14日に「自然資本を活かした人づくり・地域づくり 立山黒部ジオパークESDダイアログ2021」を開催しました。一般社団法人立山黒部ジオパーク協会との共催です。
初日は大山研修センターでESDダイアログ、二日目はエクスカーションで立山黒部ジオパークの現地体験と解説による見学です。
中部地方の4つのジオパークの担当者が集結し、「基(もとい)の学びからどんな力を養うか」をテーマに、国立公園やエコパーク、ジオパークなどの自然資本を学習活動でどのように活用しているのか、課題は何か、将来の展望はいかに、という観点から有意義な対話が行われました。
二日目のエクスカーションでは立山黒部ジオパークの雄大な自然を背景に、各地で行われている学習活動や保全の取組を現地で解説していただきました。これらを通じて、人間社会が基盤となる大地と気候のありようから生物圏、水循環、気象などを通じて文化が創られ成り立っているか、という繋がりが参加者には感じていただけたと思います。また研修センターに宿泊し、交流会に参加したメンバーは、より広範囲に、そして楽しく、議論を深めることができました。
(原 理史)